不動産業東証プライム証券コード 8830

住友不動産の業績・歴史・IR要約

Sumitomo Realty & Development Co., Ltd. ・ 証券コード 8830 ・ 確認日 2026/10/31

売上高1兆578億円、都心オフィス賃貸が営業利益の約7割を占める住友グループの総合デベロッパー

3行でわかる住友不動産

  1. 2026年3月期の連結売上高は1兆578億円(1,057,765百万円、前期比4.3%増)、営業利益は2,992億円(299,155百万円、同10.2%増)、経常利益は2,892億円(289,233百万円、同7.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,125億円(212,535百万円、同10.9%増)で、いずれも過去最高を更新した(2026年3月期決算短信)。
  2. 2026年3月31日現在の連結総資産は7兆1,857億円(7,185,691百万円)、純資産は2兆4,707億円(2,470,712百万円)、自己資本比率は34.4%、連結従業員数は14,116人だった(決算短信・有価証券報告書)。
  3. 東京都心のオフィスビル賃貸を中核に、マンション分譲、リフォーム『新築そっくりさん』、仲介の住友不動産ステップなどを展開する。賃貸等不動産の含み益は約4.46兆円(簿価4,461,159百万円に対し時価8,920,485百万円、決算短信)にのぼる。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 連結売上高1,057,765百万円(前期比4.3%増)、営業利益299,155百万円(同10.2%増)、経常利益289,233百万円(同7.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益212,535百万円(同10.9%増)、ROE 9.2%。経常利益は5期連続、当期純利益は13期連続の過去最高益
  • セグメント別(売上高/営業利益)では、不動産賃貸が460,637百万円/210,181百万円と営業利益の約7割を占め、不動産販売が324,033百万円/76,223百万円、ハウジングが188,905百万円/13,420百万円、ステップが75,360百万円/23,601百万円
  • 既存ビルの空室率は4.3%(前期5.8%)まで低下。2027年3月期の業績予想は売上高1,070,000百万円、営業利益320,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益223,000百万円
  • 第十次中期経営計画(2025年4月開始)の3ヵ年累計目標は売上高32,000億円・営業利益9,300億円・経常利益9,000億円・当期純利益6,500億円で、初年度の進捗は約33%

出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年5月13日) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見る住友不動産

売上高1兆578億円2026年3月期
営業利益2,992億円2026年3月期
当期利益2,125億円2026年3月期
平均年収824.2万円2026年3月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢42.65歳2026年3月期(提出会社単体)
平均勤続年数10.28年2026年3月期(提出会社単体)
従業員数(連結)14,116人連結従業員数(2026年3月期)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

収益性と健全性(2026年3月期)
営業利益率28.3%
ROE9.2%
自己資本比率34.4%

バーの長さは100%に対する割合です。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

有利子負債と現金(2026年3月期)
有利子負債(連結貸借対照表の借入金・社債等の合計(短期借入金22,767百万円+1年内返済予定の長期借入金313,062百万円+ノンリコース借入金(1年内)34,819百万円+コマーシャル・ペーパー236,000百万円+1年内償還予定の社債20,000百万円+ノンリコース社債(1年内)6,000百万円+社債210,000百万円+ノンリコース社債16,100百万円+長期借入金2,998,320百万円+ノンリコース長期借入金118,852百万円))3兆9,759億円
現金及び現金同等物583億円

有利子負債の算入範囲: 連結貸借対照表の借入金・社債等の合計(短期借入金22,767百万円+1年内返済予定の長期借入金313,062百万円+ノンリコース借入金(1年内)34,819百万円+コマーシャル・ペーパー236,000百万円+1年内償還予定の社債20,000百万円+ノンリコース社債(1年内)6,000百万円+社債210,000百万円+ノンリコース社債16,100百万円+長期借入金2,998,320百万円+ノンリコース長期借入金118,852百万円)。

有利子負債が現金及び現金同等物を上回っています(判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物 の場合は実質無借金と表示)

総資産7兆1,857億円2026年3月期
自己資本2兆4,707億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)44円2026年3月期
配当性向19.3%2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

売上高:実績と通期予想
実績(2026年3月期)1兆578億円
予想(2027年3月期)1兆700億円

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)1兆700億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)3,200億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)2,230億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価3,251円2026-10-30時点
PER14.23倍2026-10-30時点
時価総額3兆429億円2026-10-30時点
配当利回り1.59%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: みんかぶ)。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1949

    財閥解体により株式会社住友本社を継承する会社として設立(当時は泉不動産株式会社)(有価証券報告書・沿革)

  2. 1957

    住友不動産株式会社に商号変更(有価証券報告書・沿革)

  3. 1970

    東京・大阪証券取引所に株式上場(有価証券報告書・沿革)

  4. 1974

    新宿住友ビルが竣工し、本社を移転(有価証券報告書・沿革)

  5. 1996

    建替えシステム『新築そっくりさん』の事業を開始(有価証券報告書・沿革)

  6. 2014

    分譲マンションで初の年間供給戸数日本一を達成(2019年まで6年連続)(有価証券報告書・沿革)

  7. 2023

    羽田空港直結複合施設『羽田エアポートガーデン』が全面開業(有価証券報告書・沿革)

  8. 2025

    『新築そっくりさん』『注文住宅』事業を住友不動産ハウジング株式会社へ分社化。住友不動産販売を住友不動産ステップに商号変更(有価証券報告書・沿革)

事業とシェア

不動産賃貸事業

オフィスビル・高級賃貸マンション等の開発・賃貸。ホテル運営(ヴィラフォンテーヌ)、イベントホール・会議室の賃貸運営(ベルサール)を含む(有価証券報告書・事業の内容)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高460,637百万円、営業利益210,181百万円(決算短信・セグメント情報、外部顧客売上高ベース)

不動産販売事業

マンション・戸建住宅・宅地等の開発分譲と、マンション管理(有価証券報告書・事業の内容)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高324,033百万円、営業利益76,223百万円(決算短信・セグメント情報)

ハウジング事業

住友不動産ハウジングによる『新築そっくりさん』(建替え)と注文住宅等の建築工事請負(有価証券報告書・事業の内容)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高188,905百万円、営業利益13,420百万円(決算短信・セグメント情報)

ステップ事業

住友不動産ステップによる不動産売買の仲介、住宅等の販売代理・賃貸仲介(有価証券報告書・事業の内容)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高75,360百万円、営業利益23,601百万円(決算短信・セグメント情報)

その他事業

フィットネスクラブ運営(エスフォルタ)、飲食業、保険代理店業、ゴルフ場運営等(有価証券報告書・事業の内容)

規模・シェアなど
2026年3月期 売上高13,205百万円(外部顧客売上高。セグメント利益は未集計)(決算短信・セグメント情報)

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

系列・グループ: 住友グループ

有価証券報告書の経営方針に『当社は、住友本社を継承した住友グループの総合不動産会社として』と明記されている

出典: 有価証券報告書(EDINET DB 全文)

子会社・関連会社(連結子会社など 49社)

  • 住友不動産ハウジング株式会社
  • 住友不動産ステップ株式会社
  • 住友不動産建物サービス株式会社
  • 住友不動産ヴィラフォンテーヌ株式会社
  • 住友不動産ベルサール株式会社
  • 住友不動産商業マネジメント株式会社

出典: 有価証券報告書(EDINET DB 全文)・事業の内容/関係会社の状況。主要な子会社のみ抜粋しています。

海外展開

第2の成長エンジンとしてインド事業を位置づけ、ムンバイに既投資額を含め1兆円を投じる計画。ムンバイのBKC地区で第1〜第4号物件の用地を取得し、ワーリー地区では延床面積100万㎡超の複合開発用地を取得している(有価証券報告書・経営方針)

出典: 有価証券報告書(EDINET DB 全文)

今後の計画 — 第十次中期経営計画

2025年4月開始の3ヵ年計画(2026年3月期〜2028年3月期)
  • 3ヵ年累計 売上高:32,000億円
  • 3ヵ年累計 営業利益:9,300億円
  • 3ヵ年累計 経常利益:9,000億円
  • 3ヵ年累計 当期純利益:6,500億円

出典: 有価証券報告書(EDINET DB 全文)。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。

特徴

  • 不動産賃貸事業の営業利益210,181百万円は連結営業利益の約7割を占め、有価証券報告書は『不動産賃貸事業の営業利益は当社全体の7割近くを占める』と記している
  • 賃貸等不動産の時価は8,920,485百万円に対し簿価は4,461,159百万円で、約4.46兆円の含み益がある(決算短信・賃貸等不動産関係)
  • 企業集団は当社および連結子会社49社により構成され、本体が都心ビル開発を直接担う比率が高い体制である(有価証券報告書・事業の内容)
  • 提出会社(単体)の平均年間給与は8,242,230円(約824万円)、平均年齢42.65歳、平均勤続年数10.28年(有価証券報告書・従業員の状況)

企業トリビア

分譲マンションの年間供給戸数で2014年から2019年まで6年連続の日本一を記録した

『新築そっくりさん』の累計受注棟数は2021年に15万棟を突破した

ライバル企業 — 不動産業の掲載企業

同じ業界カテゴリ(不動産業)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業売上高営業利益率ROE平均年収
住友不動産東証プライム1兆578億円28.3%9.2%824.2万円
三菱地所東証プライム1兆7,461億円18.9%8.5%1,759.3万円
三井不動産東証プライム2兆7,097億円14.7%8.7%1,855.5万円

よくある質問

住友不動産の平均年収はいくらですか?

2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社(単体)の平均年間給与は8,242,230円(約824万円)です。平均年齢42.65歳、平均勤続年数10.28年、単体従業員数2,021人と記載されています。なお単体従業員数は、2025年4月のハウジング事業の分社化により前期比3,752人減少しています。連結従業員数14,116人全体の平均ではありません。

住友不動産の配当は?

2026年3月期の配当は、中間42.00円(2026年1月1日の株式分割前)と期末23.00円(分割後)で、分割換算後の年間配当は44円相当、配当性向は19.3%です。2027年3月期は年間52.00円を予想しています(2026年3月期決算短信)。

住友不動産のROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは9.2%です(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(住友不動産公式サイト))。

住友不動産の自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は34.4%です(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(住友不動産公式サイト))。

住友不動産は実質無借金ですか?

2026年3月期の有利子負債は3兆9,759億円、現金及び現金同等物は583億円です。このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にはあたりません(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(住友不動産公式サイト))。

出典・確認日(4件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。