電気機器ソニーグループの業績・歴史・IR要約
Sony Group Corporation ・ 証券コード 6758 ・ 確認日 2026/10/31
ゲーム・音楽・映画とイメージセンサーを束ねる、エンタテインメントとテクノロジーの複合企業
3行でわかるソニーグループ
- 2025年度(2026年3月期)の継続事業の売上高は12兆4,796億円、営業利益は1兆4,475億円で、いずれも前年度(売上高12兆349億円、営業利益1兆2,766億円)から増加した(有価証券報告書の経営成績の分析)。
- 2025年10月に金融事業のパーシャル・スピンオフを実行し、ソニーフィナンシャルグループを連結から除外。現在の報告セグメントはゲーム&ネットワークサービス、音楽、映画、ET&S、I&SS、その他の6区分。
- 連結従業員数は約94,900人(2026年3月31日現在)。金融事業の分離等により前事業年度末から約17,400人減少した(有価証券報告書)。
IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約
2026年3月期- 継続事業の売上高12兆4,796億円(前年度比4,447億円増収)、営業利益1兆4,475億円(前年度比1,709億円増益)。増収・増益の主因としてI&SS分野と音楽分野が挙げられている
- G&NS分野はセグメント売上高4兆6,857億円・営業利益4,633億円で分野として過去最高益を更新。音楽分野は売上高2兆1,201億円・営業利益4,470億円
- I&SS分野は売上高2兆1,515億円・営業利益3,573億円で売上高・営業利益とも過去最高。Bungieの無形資産等の減損1,201億円(G&NS分野)も当年度に計上された
出典: ソニーグループ 有価証券報告書(2026年3月期)第2 事業の状況・経営成績の分析(ZaimuList転載で確認) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。
数字で見るソニーグループ
確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。確認が済み次第、出典付きで追加します。
成り立ち — 年表
- 1946
井深大と盛田昭夫が東京通信工業株式会社を設立(資本金19万円)
- 1950
- 1955
- 1958
- 1979
- 1994
初代PlayStationを日本で発売し、家庭用ゲーム機事業に本格参入
- 2021
持株会社体制へ移行し、社名をソニーグループ株式会社に変更
- 2025
金融事業のパーシャル・スピンオフを実行(2025年10月1日付)し、金融事業を非継続事業に分類(有価証券報告書)
事業とシェア
ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)
デジタルソフトウェア・アドオンコンテンツの制作・販売、ネットワークサービス事業、家庭用ゲーム機(PlayStation)の製造・販売(有価証券報告書・事業の内容)
- 規模・シェアなど
- 2025年度 セグメント売上高4兆6,857億円、セグメント営業利益4,633億円(セグメント間取引含む)
音楽
音楽制作、音楽出版、映像メディア・プラットフォーム事業(有価証券報告書)
- 規模・シェアなど
- 2025年度 セグメント売上高2兆1,201億円、セグメント営業利益4,470億円(セグメント間取引含む)
映画
映画製作、テレビ番組制作、メディアネットワーク事業。アニメ配信のCrunchyrollを含む(有価証券報告書)
- 規模・シェアなど
- 2025年度 セグメント売上高1兆4,993億円、セグメント営業利益1,049億円(セグメント間取引含む)
エンタテインメント・テクノロジー&サービス(ET&S)
イメージング事業、サウンド事業、ネットワークサービス事業、ディスプレイ事業等(有価証券報告書)
- 規模・シェアなど
- 2025年度 セグメント売上高2兆2,605億円、セグメント営業利益1,586億円(セグメント間取引含む)
イメージング&センシング・ソリューション(I&SS)
イメージセンサー事業が中心(有価証券報告書)
- 規模・シェアなど
- 2025年度 セグメント売上高2兆1,515億円、セグメント営業利益3,573億円(セグメント間取引含む)。売上高・営業利益とも過去最高
市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。
特徴
- エンタテインメント事業(ゲーム・音楽・映画)がグループの中核で、テクノロジー事業(ET&S、I&SS)と両輪の体制
- 提出会社(単体)の平均年間給与は11,550,986円(約1,155万円)、平均年齢42.7歳、平均勤続年数16.0年(2026年3月期有価証券報告書)。単体従業員は2,166人と本社機能に特化
- 連結従業員の内訳はET&S 33,100人、I&SS 18,800人、G&NS 12,300人、音楽11,400人、映画11,300人など(2026年3月31日現在、有価証券報告書)
- 2025年10月の金融事業スピンオフにより、金融を除く継続事業ベースでの開示に移行した
失敗と教訓
ベータマックスの規格争いでの敗北
ソニーは1975年にベータマックス方式の家庭用VCRを発売したが、JVCのVHS方式との規格争いに敗れた。1987年時点で米国の52.5億ドル規模のVCR市場の90%はVHSが占め、1988年までに世界で販売された1億7,000万台のうちベータマックスは2,000万台(12%)にとどまった。ソニーは1988年に敗北を認め、VHS方式の製品販売も開始した。
読み方: 技術的な優位だけでは標準は取れない。録画時間の長さやライセンスの開放性など、利用者と業界全体が採用しやすい条件を整えることが普及の決め手になる。
出典: Phys.org『Post-Betamax, the format wars continue in a digital world』(2015年) (2026/10/31確認)
企業トリビア
社名「Sony」はラテン語で音を意味する「sonus」と、当時アメリカで優秀な若者を指した「sonny-boy」を組み合わせた造語とされる
設立趣意書の一節「自由闊達にして愉快なる理想工場」は、創業以来の企業文化として有価証券報告書の人材戦略にも引用されている
創業時の資本金は19万円、従業員は約20人だった
よくある質問
ソニーグループの平均年収はいくらですか?
2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社(単体)の平均年間給与は11,550,986円(約1,155万円)です。平均年齢42.7歳、平均勤続年数16.0年、単体従業員数2,166人と記載されています。なお単体はグループ本社機能の会社であり、事業会社の水準とは異なります。
ソニーグループの売上高と営業利益は?
2025年度(2026年3月期)の継続事業の売上高は12兆4,796億円、営業利益は1兆4,475億円です。2025年10月に金融事業をスピンオフしたため、金融事業は非継続事業として区分表示されています。
ソニーグループの従業員数は何人ですか?
連結従業員数は約94,900人です(2026年3月31日現在)。金融事業の連結除外やET&S分野の構造改革等により、前事業年度末から約17,400人減少したと有価証券報告書に記載されています。
出典・確認日
このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。