楽天グループの業績・歴史・IR要約
Rakuten Group, Inc. ・ 証券コード 4755 ・ 確認日 2026/10/31
楽天市場・楽天カード・楽天銀行・楽天モバイル等70超のサービスを楽天会員軸に結ぶ「楽天エコシステム」。モバイルの赤字縮小が課題
3行でわかる楽天グループ
- 2025年12月期(IFRS)の連結売上収益は2,496,575百万円(前期比9.5%増)と増収だったが、モバイル事業の損失が響き、親会社の所有者に帰属する当期損失は177,886百万円となった(決算短信)。
- フィンテック事業(セグメント利益199,922百万円)とインターネットサービス事業(同88,943百万円)が利益を生み、モバイル事業はEBITDAの通期黒字化と契約回線数1,000万回線の突破に到達した。
- 銀行・証券・カード等の金融事業を抱えるため総資産は28,804,400百万円と大きく、親会社帰属持分比率は3.4%。連結従業員数は29,419名で、単体の平均年間給与は851万円(有価証券報告書)。
IRかんたん要約 — 2025年12月期 決算の要約
2025年12月期- 連結売上収益2,496,575百万円(前期比+9.5%)。IFRS営業利益は14,382百万円(同-72.9%)、Non-GAAP営業利益は106,277百万円
- モバイルセグメントの損失161,841百万円等により、親会社の所有者に帰属する当期損失は177,886百万円となった
- フィンテックセグメント利益は199,922百万円と連結最大の利益源。モバイルはEBITDAが通期で初めて黒字化し、契約回線数が1,000万回線を突破
- 2025年12月期の配当は無配。2026年12月期の業績・配当は数値予想を開示していない
出典: 2025年12月期 決算短信〔IFRS〕(楽天グループ公式IR) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。
数字で見る楽天グループ
連結売上収益2兆4,966億円2025年12月期
営業利益144億円2025年12月期
当期利益-1,779億円2025年12月期
平均年収851万円2025年12月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢36歳2025年12月期(提出会社単体)
平均勤続年数6.3年2025年12月期(提出会社単体)
従業員数(連結)29,419人連結従業員数(2025年12月期)
確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。
経営データ — 収益性・健全性・配当
収益性と健全性(2025年12月期)バーの長さは100%に対する割合です。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。
有利子負債と現金(2025年12月期)有利子負債(社債及び借入金1,598,052百万円+証券事業の借入金269,228百万円+カード事業の社債及び借入金810,559百万円+銀行事業の借入金2,891,783百万円の合計(銀行・証券等の預金は含まない))5兆5,696億円 有利子負債の算入範囲: 社債及び借入金1,598,052百万円+証券事業の借入金269,228百万円+カード事業の社債及び借入金810,559百万円+銀行事業の借入金2,891,783百万円の合計(銀行・証券等の預金は含まない)。
実質無借金: 有利子負債が現金及び現金同等物を下回っています(このサイトの判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物)
総資産28兆8,044億円2025年12月期
自己資本9,924億円2025年12月期
株価・市場データ(参考値)
株価628.5円2026-10-30時点
時価総額1兆3,735億円2026-10-30時点
2026-10-30時点の参考値です(出典: 株探(kabutan.jp))。株価は日々変動します。
成り立ち — 年表
- 1997
株式会社エム・ディー・エム(現 楽天グループ)を設立。同年5月にインターネット・ショッピングモール『楽天市場』のサービスを開始
- 2000
- 2004
- 2013
- 2019
事業とシェア
インターネットサービス事業
楽天市場をはじめとするEC、トラベル、デジタルコンテンツ等のインターネットサービス
- 規模・シェアなど
- 2025年12月期 売上収益1,369,697百万円、セグメント利益88,943百万円(決算短信。モバイル事業との内部取引・エコシステム貢献を含む表示)
フィンテック事業
楽天カード、楽天銀行、楽天証券、楽天ペイ等の金融サービス。連結最大の利益源
- 規模・シェアなど
- 2025年12月期 売上収益975,931百万円、セグメント利益199,922百万円(決算短信)
モバイル事業
楽天モバイルによる携帯キャリア事業。EBITDAは通期で初めて黒字化し、契約回線数は2025年12月に1,000万回線を突破した
- 規模・シェアなど
- 2025年12月期 売上収益482,838百万円、セグメント損失161,841百万円(決算短信)
市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。
グループ・子会社・海外展開
系列・グループ: 楽天エコシステム(楽天経済圏)
Eコマース、トラベル、デジタルコンテンツ等のインターネットサービス、クレジットカード・銀行・証券・電子マネー等のフィンテック、携帯キャリア等のモバイル、プロスポーツまで70以上のサービスを、楽天会員を中心としたメンバーシップを軸に有機的に結び付けた独自の経済圏(公式企業情報の説明)
出典: 楽天グループ公式サイト 企業情報
特徴
- EC・トラベル等のインターネットサービス、フィンテック、モバイル等70以上のサービスを楽天会員を軸に結ぶ「楽天エコシステム(経済圏)」を形成(公式企業情報)
- フィンテック事業のセグメント利益199,922百万円が連結最大の利益源(決算短信)
- モバイル事業はEBITDAが通期で初めて黒字化し、契約回線数が1,000万回線を突破(2025年12月、決算短信)
- 単体の平均年間給与は851万円、平均年齢36.0歳(有価証券報告書)。連結従業員数は29,419名
失敗と教訓
モバイル事業の赤字と連結最終損失
2025年12月期のモバイルセグメントは売上収益482,838百万円に対しセグメント損失161,841百万円を計上し、連結でも親会社の所有者に帰属する当期損失177,886百万円となった(決算短信)。一方、モバイル事業のEBITDAは通期で初めて黒字化し、契約回線数は2025年12月に1,000万回線を突破した。
読み方: 新規インフラ事業への巨額先行投資は、既存事業の利益をもってしても連結最終損益を長期間圧迫する。回線数とEBITDAの黒字化という到達点は示されたが、セグメント黒字化まではなお距離がある。
出典: 2025年12月期 決算短信(楽天グループ公式IR) (2026/10/31確認)
企業トリビア
祖業の楽天市場は、従業員6名・サーバー1台・13店舗でサービスを開始した
ライバル企業 — サービス業の掲載企業
同じ業界カテゴリ(サービス業)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。
よくある質問
楽天グループの配当はいくらですか?
2025年12月期の配当は無配(1株0.00円)です。2026年12月期の配当予想は未定と開示されています(決算短信)。
楽天グループの平均年収はいくらですか?
2025年12月期の有価証券報告書では、単体の平均年間給与は851万円、平均年齢は36.0歳、平均勤続年数は6.3年です。
楽天グループのROE(自己資本利益率)は?
2025年12月期のROEは-18.5%です(出典: 2025年12月期 決算短信〔IFRS〕(楽天グループ公式IR))。
楽天グループの自己資本比率は?
2025年12月期の自己資本比率は3.4%です(出典: 2025年12月期 決算短信〔IFRS〕(楽天グループ公式IR))。
楽天グループは実質無借金ですか?
2025年12月期の有利子負債は5兆5,696億円、現金及び現金同等物は5兆8,376億円で、有利子負債が現金を下回るため、このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にあたります(出典: 2025年12月期 決算短信〔IFRS〕(楽天グループ公式IR))。
出典・確認日(4件)
このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。