食品東証プライム証券コード 2897

日清食品ホールディングスの業績・歴史・IR要約

NISSIN FOODS HOLDINGS CO., LTD. ・ 証券コード 2897 ・ 確認日 2026/10/31

チキンラーメンとカップヌードルを生んだ即席めんのパイオニアの持株会社

3行でわかる日清食品ホールディングス

  1. 2026年3月期の連結売上収益は7,881億31百万円(788,131百万円、前期比1.5%増)、営業利益は623億30百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は453億80百万円だった(2026年3月期決算短信〔IFRS〕・決算補足資料)。
  2. 海外の売上収益は2,883億81百万円で連結売上収益の36.6%を占めた。地域別では米州1,637億13百万円、中国749億45百万円、EMEA270億96百万円、アジア226億24百万円(決算補足資料・セグメント情報)。
  3. 連結従業員数は17,988人。提出会社(単体)の平均年間給与は8,425,365円(約842.5万円)、平均年齢39.5歳、平均勤続年数8.7年(2026年3月期有価証券報告書)。

IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約

2026年3月期
  • 連結売上収益は788,131百万円(前期比1.5%増)、営業利益は62,330百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は45,380百万円だった。会社が重視する既存事業コア営業利益(会社定義のNon-GAAP指標)は70,602百万円。
  • 国内即席めん事業(日清食品・明星食品の合計)の売上収益は290,243百万円、既存事業コア営業利益は35,964百万円。米州の売上収益は163,713百万円、中国は74,945百万円だった。
  • 年間配当金は1株当たり70円で配当性向は44.5%。親会社所有者帰属持分比率は52.7%、ROEは9.1%だった。
  • 2027年3月期の業績予想は売上収益860,000百万円とし、営業利益は66,000〜69,500百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は45,500〜48,000百万円のレンジ形式で開示されている。

出典: 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)および決算補足資料(2026年5月13日) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。

数字で見る日清食品ホールディングス

連結売上収益7,881億円2026年3月期
営業利益623億円2026年3月期
当期利益454億円2026年3月期
平均年収842.5万円2026年3月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢39.5歳2026年3月期(提出会社単体)
平均勤続年数8.7年2026年3月期(提出会社単体)
従業員数(連結)17,988人連結従業員数(2026年3月期)

確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。

経営データ — 収益性・健全性・配当

収益性と健全性(2026年3月期)
営業利益率7.9%
ROE9.1%
自己資本比率52.7%

バーの長さは100%に対する割合です。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。

総資産9,812億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)70円2026年3月期
配当性向44.5%2026年3月期

業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)

連結売上収益:実績と通期予想
実績(2026年3月期)7,881億円
予想(2027年3月期)8,600億円

予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。

売上高(予想)8,600億円2027年3月期 通期予想(決算短信)

業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。

株価・市場データ(参考値)

株価3,040円2026-10-30時点
PER18.6倍2026-10-30時点
時価総額9,046億円2026-10-30時点
配当利回り2.3%2026-10-30時点

2026-10-30時点の参考値です(出典: 株探(kabutan.jp))。株価は日々変動します。

成り立ち — 年表

  1. 1948

    株式会社中交総社として設立(有価証券報告書・沿革)

  2. 1958

    瞬間油熱乾燥法による即席袋めん「チキンラーメン」を開発し、日清食品株式会社に商号変更(有価証券報告書・沿革)

  3. 1971

    カップめん「カップヌードル」の販売を開始(有価証券報告書・沿革)

  4. 1999

    大阪府池田市に「インスタントラーメン発明記念館」(現・カップヌードルミュージアム 大阪池田)をオープン(有価証券報告書・沿革)

  5. 2008

    持株会社制へ移行し、日清食品ホールディングス株式会社に商号変更。日清食品株式会社等を新設分割で設立(有価証券報告書・沿革)

  6. 2017

    日清食品有限公司が香港証券取引所メインボード市場に株式を上場(有価証券報告書・沿革)

  7. 2020

    年間連結売上高5,000億円を達成し、「カップヌードル」の国内年間売上1,000億円を達成(有価証券報告書・沿革)

事業とシェア

国内即席めん事業

日清食品株式会社と明星食品株式会社による国内の即席めん事業。

規模・シェアなど
2026年3月期 売上収益290,243百万円(日清食品241,940百万円+明星食品48,302百万円)、既存事業コア営業利益35,964百万円(決算補足資料)

低温・飲料事業

日清食品チルド株式会社、日清食品冷凍株式会社、日清ヨーク株式会社等によるチルド・冷凍食品と飲料の事業。

規模・シェアなど
2026年3月期 売上収益104,167百万円、既存事業コア営業利益7,769百万円(決算補足資料)

菓子事業

日清シスコ株式会社、ぼんち株式会社、株式会社湖池屋等による菓子事業。

規模・シェアなど
2026年3月期 売上収益95,942百万円、既存事業コア営業利益5,695百万円(決算補足資料)

米州事業

米国・ブラジル・メキシコ等における即席めん事業。海外事業の中で最大の規模。

規模・シェアなど
2026年3月期 売上収益163,713百万円、既存事業コア営業利益10,508百万円(決算補足資料)

中国事業

中国本土と香港(香港証券取引所に上場する日清食品有限公司)における即席めん事業。

規模・シェアなど
2026年3月期 売上収益74,945百万円、既存事業コア営業利益8,954百万円(決算補足資料)

アジア・EMEA事業

アジア地域および欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域における即席めん事業。

規模・シェアなど
2026年3月期 売上収益はアジア22,624百万円、EMEA27,096百万円(決算補足資料)

市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。

グループ・子会社・海外展開

子会社・関連会社

  • 日清食品株式会社
  • 明星食品株式会社
  • 日清食品チルド株式会社
  • 日清食品冷凍株式会社
  • 日清食品パックス株式会社
  • 株式会社ニッキーフーズ

出典: 有価証券報告書(EDINET)「関係会社の状況」。主要な子会社のみ抜粋しています。

海外展開

2026年3月期の海外売上収益は288,381百万円で、連結売上収益の36.6%を占める。地域別では米州163,713百万円、中国74,945百万円、EMEA27,096百万円、アジア22,624百万円(決算補足資料のセグメント情報)。

出典: 2026年3月期 決算補足資料(JPX開示)

今後の計画 — 中長期成長戦略2030(Mid- to Long-Term Growth Strategy)

2030年度までを目途とする中長期目標
  • 既存事業コア営業利益CAGR(オーガニック):1桁台半ば
  • ROE:2030年度までに10%以上(2026年5月に従来の15%から下方修正)
  • 純有利子負債/EBITDA倍率:2倍以下
  • 株主還元:累進的配当(安定的株主還元)

出典: 2026年3月期 決算補足資料(JPX開示)「中長期成長戦略 ダイジェスト・定量目標」。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。

特徴

  • 1958年に世界初の即席めん「チキンラーメン」、1971年に世界初のカップめん「カップヌードル」を発売した即席めんの創始者である(有価証券報告書・沿革)。
  • 会社が重視する「既存事業コア営業利益」は、IFRSの営業利益から新規事業損益と非経常損益を控除した会社定義のNon-GAAP指標で、2026年3月期は70,602百万円(IFRS営業利益は62,330百万円)(決算補足資料)。
  • 中国の事業会社である日清食品有限公司は2017年12月に香港証券取引所メインボード市場へ上場している(有価証券報告書・沿革)。
  • 大阪府池田市に「カップヌードルミュージアム 大阪池田」、横浜市に「カップヌードルミュージアム 横浜」を運営する(有価証券報告書・沿革)。

企業トリビア

創業者の安藤百福が1958年に発明した「チキンラーメン」が世界初の即席めんとされる(有価証券報告書・沿革)。

登記上の本店は大阪市淀川区、東京本社は東京都新宿区に置く二本社制である(公式会社概要)。

ライバル企業 — 食品の掲載企業

同じ業界カテゴリ(食品)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。

企業連結売上収益営業利益率ROE平均年収
日清食品ホールディングス東証プライム7,881億円7.9%9.1%842.5万円
味の素東証プライム1兆5,837億円—17.7%—
アサヒグループホールディングス東証プライム2兆8,947億円6.4%4.3%1,335.2万円
キリンホールディングス東証プライム2兆4,334億円8.6%12%998.6万円
明治ホールディングス東証プライム1兆1,737億円7.9%4.6%938万円

よくある質問

日清食品ホールディングスの売上と利益はいくらですか?

2026年3月期の連結売上収益は788,131百万円(前期比1.5%増)、営業利益は62,330百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は45,380百万円です。会社定義の既存事業コア営業利益は70,602百万円でした(2026年3月期決算短信〔IFRS〕・決算補足資料)。

日清食品ホールディングスの平均年収はいくらですか?

2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社(単体)の平均年間給与は8,425,365円(約842.5万円)です。平均年齢39.5歳、平均勤続年数8.7年、単体従業員数980人、連結従業員数17,988人と記載されています。

日清食品ホールディングスのROE(自己資本利益率)は?

2026年3月期のROEは9.1%です(出典: 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)および決算補足資料(2026年5月13日))。

日清食品ホールディングスの自己資本比率は?

2026年3月期の自己資本比率は52.7%です(出典: 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)および決算補足資料(2026年5月13日))。

日清食品ホールディングスの配当は?

2026年3月期の年間配当は1株当たり70円、配当性向は44.5%です。配当利回りは2.3%(2026-10-30時点)(出典: 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)および決算補足資料(2026年5月13日))。

出典・確認日(4件)

このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。