2027年4月に三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険が合併し、新会社『三井住友海上あいおい損害保険株式会社』が発足する予定であることが有価証券報告書に記されている
MS&ADインシュアランスグループホールディングスの業績・歴史・IR要約
MS&AD Insurance Group Holdings, Inc. ・ 証券コード 8725 ・ 確認日 2026/10/31
経常収益7兆6,530億円、三井住友海上とあいおいニッセイ同和を擁するメガ損保グループ
3行でわかるMS&ADインシュアランスグループホールディングス
- 2026年3月期の連結経常収益は7兆6,530億円(7,653,030百万円、前期比14.9%増)、経常利益は1兆1,202億円(1,120,230百万円、同20.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は7,873億円(787,339百万円、同13.8%増)だった。保険会社の決算短信には営業利益に相当する科目がないため、経常利益が主要な利益指標となる(2026年3月期決算短信〔日本基準〕)。
- 2026年3月31日現在の連結総資産は28兆6,408億円(28,640,815百万円)、純資産は4兆8,251億円(4,825,140百万円)、連結従業員数は46,856人だった(決算短信・有価証券報告書)。
- 三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険の2つの中核損保に、三井ダイレクト損保と生命保険2社を擁し、グループは子会社236社・関連会社36社で構成される(有価証券報告書)。
IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約
- 連結経常収益7,653,030百万円(前期比14.9%増)、経常利益1,120,230百万円(同20.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益787,339百万円(同13.8%増)
- 事業別の売上高(正味収入保険料・生命保険料等)と当期純利益ベースのセグメント利益は、三井住友海上1,625,622百万円/459,900百万円、あいおいニッセイ同和1,342,531百万円/108,747百万円、海外事業1,922,848百万円/261,865百万円など
- 年間配当は160.00円(中間77.50円+期末82.50円)。中期経営計画(2022-2025)ではグループ修正利益の50%を基本として配当と自己株式の取得により株主還元を行う方針としてきた(有価証券報告書・配当政策)
- 2027年3月期はIFRSベースの業績予想となり、親会社の所有者に帰属する当期利益は425,000百万円を見込む。2026年度グループ経営計画では修正利益5,300億円を目標とする(有価証券報告書)
出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年5月20日) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。
数字で見るMS&ADインシュアランスグループホールディングス
確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。
経営データ — 収益性・健全性・配当
バーの長さは100%に対する割合です。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。
有利子負債の算入範囲: 連結貸借対照表に独立科目として計上される社債998,406百万円のみを算入。保険会社の負債の大半は保険契約準備金であり、借入金の独立科目はない(決算短信・連結貸借対照表)。
実質無借金: 有利子負債が現金及び現金同等物を下回っています(このサイトの判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物)
業績予想 — 翌期の通期予想
業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。
株価・市場データ(参考値)
2026-10-30時点の参考値です(出典: みんかぶ)。株価は日々変動します。
成り立ち — 年表
- 2008
三井住友海上火災保険株式会社の単独株式移転により当社(三井住友海上グループホールディングス株式会社)を設立し、東京証券取引所・大阪証券取引所・名古屋証券取引所市場第一部に上場(有価証券報告書・沿革)
- 2010
株式交換によりあいおい損害保険株式会社・ニッセイ同和損害保険株式会社が主要な連結子会社となり、MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社に商号変更(有価証券報告書・沿革)
- 2016
英国のAmlin plcが主要な連結子会社となる(2020年に全株式を売却)(有価証券報告書・沿革)
- 2022
東京証券取引所プライム市場・名古屋証券取引所プレミア市場へ移行(有価証券報告書・沿革)
- 2025
監査等委員会設置会社へ移行(有価証券報告書・沿革)
事業とシェア
国内損害保険事業(三井住友海上火災保険)
日本国内における損害保険事業(有価証券報告書・事業の内容)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高(正味収入保険料等)1,625,622百万円、セグメント利益(当期純利益ベース)459,900百万円(決算短信・セグメント情報)
国内損害保険事業(あいおいニッセイ同和損害保険)
日本国内における損害保険事業(有価証券報告書・事業の内容)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高(正味収入保険料等)1,342,531百万円、セグメント利益(当期純利益ベース)108,747百万円(決算短信・セグメント情報)
国内損害保険事業(三井ダイレクト損害保険)
ダイレクト型損害保険事業(有価証券報告書・事業の内容)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高37,541百万円、セグメント利益△1,774百万円(決算短信・セグメント情報)
国内生命保険事業(三井住友海上あいおい生命保険)
日本国内における生命保険事業(有価証券報告書・事業の内容)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高(生命保険料等)463,248百万円、セグメント利益29,607百万円(決算短信・セグメント情報)
国内生命保険事業(三井住友海上プライマリー生命保険)
日本国内における生命保険事業(有価証券報告書・事業の内容)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高(生命保険料等)1,177,070百万円、セグメント利益25,707百万円(決算短信・セグメント情報)
海外事業
海外現地法人および国内損害保険子会社の海外支店による海外事業(有価証券報告書・事業の内容)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高1,922,848百万円、セグメント利益261,865百万円(決算短信・セグメント情報)
その他
金融サービス事業、デジタル・リスク関連サービス事業等(有価証券報告書・事業の内容)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高21,022百万円、セグメント利益11,016百万円(決算短信・セグメント情報)
市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。
グループ・子会社・海外展開
子会社・関連会社(連結子会社など 236社)
- 三井住友海上火災保険株式会社
- あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
- 三井ダイレクト損害保険株式会社
- 三井住友海上あいおい生命保険株式会社
- 三井住友海上プライマリー生命保険株式会社
- MS&ADインターリスク総研株式会社
出典: 有価証券報告書(EDINET DB 全文)・事業の内容/関係会社の状況。主要な子会社のみ抜粋しています。
海外展開
海外事業の売上高は1,922,848百万円、セグメント利益は261,865百万円(2026年3月期、決算短信)。公式サイトでは海外展開国を48ヶ国とし、ASEAN諸国では域内損害保険会社としてトップクラスのマーケットシェアを有するとしている
今後の計画 — MS&ADグループ経営計画(グループの2030年度目指す姿・2026年度計画)
- 2030年度:修正利益(政策株式売却損益を除く)8,000億円
- 2030年度:修正ROE(同)11%以上
- 2030年度:EPS成長率 年率11%
- ESR:180%以上(2030年度・2026年度共通)
- 2026年度:修正利益5,300億円、修正ROE 10%
出典: 有価証券報告書(EDINET DB 全文)。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。
特徴
- グループは子会社236社・関連会社36社で構成され、連結従業員数は46,856人(2026年3月31日現在、有価証券報告書)
- 提出会社(単体)の平均年間給与は12,376,260円(約1,238万円)、平均年齢47.2歳、平均勤続年数21.7年。単体従業員478人は全員が子会社からの出向者である(有価証券報告書・従業員の状況)
- 三井住友海上(従業員数12,731人)とあいおいニッセイ同和(同12,515人)の2大損保を中核とし、2027年4月に両社の合併による新会社『三井住友海上あいおい損害保険』の発足を予定している(有価証券報告書)
- 公式サイトでは海外展開国を48ヶ国とし、海外事業のセグメント利益は261,865百万円(2026年3月期、決算短信)
企業トリビア
ライバル企業 — 保険業の掲載企業
同じ業界カテゴリ(保険業)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。
| 企業 | 経常収益 | 営業利益率 | ROE | 平均年収 |
|---|---|---|---|---|
| MS&ADインシュアランスグループホールディングス東証プライム | 7兆6,530億円 | — | — | 1,237.6万円 |
| 第一ライフグループ東証プライム | 11兆3,083億円 | — | 11.1% | 1,142.6万円 |
| 東京海上ホールディングス東証プライム | 8兆8,723億円 | — | 18.7% | 1,487.1万円 |
よくある質問
MS&ADの平均年収はいくらですか?
2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社(単体)の平均年間給与は12,376,260円(約1,238万円)です。平均年齢47.2歳、平均勤続年数21.7年、単体従業員数478人(全員が子会社からの出向者)と記載されています。なお中核子会社の三井住友海上火災保険は従業員数12,731人・平均年間給与8,148,828円、あいおいニッセイ同和損害保険は12,515人・7,580,511円と開示されています。連結従業員数46,856人全体の平均ではありません。
MS&ADの売上高と利益は?
保険会社の売上高にあたる指標は経常収益で、2026年3月期は7,653,030百万円(7兆6,530億円)です。営業利益に相当する科目は決算短信になく、経常利益は1,120,230百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は787,339百万円でした(2026年3月期決算短信〔日本基準〕)。
MS&ADインシュアランスグループホールディングスの自己資本比率は?
2026年3月期の自己資本比率は16.7%です(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(JPX適時開示))。
MS&ADインシュアランスグループホールディングスは実質無借金ですか?
2026年3月期の有利子負債は9,984億円、現金及び現金同等物は2兆2,229億円で、有利子負債が現金を下回るため、このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にあたります(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(JPX適時開示))。
MS&ADインシュアランスグループホールディングスの配当は?
2026年3月期の年間配当は1株当たり160円です。配当利回りは3.23%(2026-10-30時点)(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(JPX適時開示))。
出典・確認日(4件)
このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。
- 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(JPX適時開示) (2026/10/31確認)
- 有価証券報告書 2026年3月期(EDINET DB 全文、EDINETコード E03854) (2026/10/31確認)
- グループ体制(MS&ADホールディングス公式サイト) (2026/10/31確認)
- みんかぶ (2026/10/31確認)