オムロンの業績・歴史・IR要約
OMRON Corporation ・ 証券コード 6645 ・ 確認日 2026/10/31
制御機器とヘルスケアの二本柱。2026年3月期は電子部品事業(DMB)を非継続事業に分類しカーライルへの譲渡を決定
3行でわかるオムロン
- 制御機器(IAB)、ヘルスケア(HCB)、社会システム(SSB)、データソリューション(DSB)を展開する電気機器メーカー。2026年3月期は電子部品事業(DMB)を非継続事業に分類した(決算短信)。
- 2026年3月期の継続事業の売上高は767,351百万円(前期比+7.3%)、営業利益は59,935百万円(同+12.1%)。非継続事業を含む当社株主に帰属する当期純利益は28,487百万円(同+75.1%)だった(決算短信)。
- 地域別売上高(継続事業)は日本348,638百万円、中華圏144,131百万円、欧州116,770百万円などで、海外が418,713百万円と全体の54.6%を占める(有価証券報告書)。
IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約
- 継続事業:売上高767,351百万円(前期比+7.3%)、営業利益59,935百万円(同+12.1%)。セグメント別では制御機器(IAB)の外部売上高が409,478百万円と過半を占める
- 電子部品事業(DMB、売上高100,811百万円)を非継続事業に分類。2026年3月30日にカーライル系SPCへの譲渡契約を締結し、譲渡実行は2026年10月1日予定
- 年間配当金は1株104円(中間52円・期末52円)で、配当性向は72.1%
- 2027年3月期はIFRSベースで売上高820,000百万円、営業利益62,000百万円、当社株主帰属当期純利益27,500百万円の予想(会計基準を変更)
出典: オムロン株式会社 2026年3月期 決算短信〔米国基準〕(連結)2026年5月13日 (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。
数字で見るオムロン
確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。
経営データ — 収益性・健全性・配当
バーの長さは100%に対する割合です。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。
有利子負債の算入範囲: 連結貸借対照表の短期債務121,668百万円+長期債務75,910百万円の合計(リース負債を除く)。
有利子負債が現金及び現金同等物を上回っています(判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物 の場合は実質無借金と表示)
業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)
予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。
業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。
株価・市場データ(参考値)
2026-10-30時点の参考値です(出典: 株探(kabutan.jp))。株価は日々変動します。
成り立ち — 年表
- 1933
立石一真が大阪市都島区に立石電機製作所を創業。レントゲン写真撮影用タイマの製造を開始
- 1948
株式会社に改組し、立石電機株式会社を設立
- 1959
商標を「OMRON」と制定
- 1960
世界初の無接点近接スイッチを開発(有価証券報告書の沿革注記)
- 1967
世界初の無人駅システムが阪急北千里駅で稼働
- 1973
オムロンの血圧計1号機を発売(有価証券報告書の沿革注記)
- 1990
社名をオムロン株式会社に変更
- 2003
ヘルスケア事業を分社し、オムロンヘルスケア株式会社を設立
事業とシェア
制御機器事業(IAB)
工場の自動化に必要な制御機器(センサ、スイッチ、PLC、産業用ロボット等)の製造・販売
- 規模・シェアなど
- 外部売上高409,478百万円/セグメント利益42,787百万円(2026年3月期、継続事業売上高の53.4%)
ヘルスケア事業(HCB)
血圧計、体温計、ネブライザ等の健康医療機器・サービスの製造・開発・販売
- 規模・シェアなど
- 外部売上高145,258百万円/セグメント利益15,420百万円(同18.9%)
社会システム事業(SSB)
鉄道・道路交通向けシステム、エネルギーマネジメント等の製造・販売
- 規模・シェアなど
- 外部売上高144,257百万円/セグメント利益19,745百万円(同18.8%)
データソリューション事業(DSB)
医療統計データサービス(株式会社JMDC)等のデータソリューション事業
- 規模・シェアなど
- 外部売上高51,151百万円/セグメント利益3,611百万円(同6.7%)
電子部品事業(DMB、非継続事業)
リレー、スイッチ、コネクタ等の電子機器部品。2026年3月期に非継続事業へ分類し、カーライル系SPCへの譲渡契約を締結(譲渡実行は2026年10月1日予定)
- 規模・シェアなど
- 外部売上高100,811百万円/営業利益3,655百万円(非継続事業)
市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。
グループ・子会社・海外展開
系列・グループ:
子会社・関連会社(連結子会社など 163社)
- オムロンヘルスケア株式会社
- オムロンソーシアルソリューションズ株式会社
- 株式会社JMDC
- OMRON ELECTRONICS LLC
- OMRON HEALTHCARE, INC.
- OMRON EUROPE B.V.
出典: オムロン 有価証券報告書 第89期(事業の内容・関係会社の状況)。主要な子会社のみ抜粋しています。
海外展開
2026年3月期の地域別売上高(継続事業、外部顧客)は、日本348,638百万円、中華圏144,131百万円、欧州116,770百万円、東南アジア他82,039百万円、米州73,283百万円、直接輸出2,490百万円で、海外合計は418,713百万円と全体の54.6%を占める(うち中国の売上高は114,917百万円)
今後の計画 — 中期ロードマップ「SF 2nd Stage」
- 2030年度 売上高の年平均成長率(CAGR)7%(2024年度比、M&A効果を含む)
- 2030年度 営業利益率12%
- 2030年度 ROE 10~12%、ROIC 8~10%
- 2030年度 データサービス売上比率15%
出典: オムロン公式 中期ロードマップ「SF 2nd Stage」発表資料。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。
特徴
- 制御機器(IAB)が継続事業売上高の53.4%を占め、血圧計などのヘルスケアが第2の柱
- 電子部品事業(DMB)を分離しカーライル系SPCへ譲渡する事業再編を進行中(2026年10月1日実行予定)
- 中期ロードマップ「SF 2nd Stage」(2026~2030年度)で、2030年度に売上高CAGR7%・営業利益率12%などの挑戦的目標を設定
- 平均年間給与888万円(提出会社、平均年齢44.5歳・平均勤続14.8年、有価証券報告書)。連結従業員数は26,050人
- 世界初の無接点近接スイッチ(1960年)、無人駅システム(1967年)など「世界初」の開発実績を有報沿革に記す
ライバル企業 — 電気機器・FAセンサの掲載企業
同じ業界カテゴリ(電気機器・FAセンサ)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。
よくある質問
オムロンの最新売上高と営業利益は?
2026年3月期の継続事業の売上高は767,351百万円、営業利益は59,935百万円です。電子部品事業(DMB)は非継続事業に分類されており、非継続事業を含む売上高は868,200百万円です(決算短信)。
オムロンの平均年間給与は?
提出会社の平均年間給与は8,882千円(約888万円)で、平均年齢44.5歳、平均勤続年数14.8年です(有価証券報告書)。連結従業員数は26,050人です。
オムロンのROE(自己資本利益率)は?
2026年3月期のROEは3.5%です(出典: 2026年3月期 決算短信〔米国基準〕(連結))。
オムロンの自己資本比率は?
2026年3月期の自己資本比率は55.1%です(出典: 2026年3月期 決算短信〔米国基準〕(連結))。
オムロンは実質無借金ですか?
2026年3月期の有利子負債は1,976億円、現金及び現金同等物は1,665億円です。このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にはあたりません(出典: 2026年3月期 決算短信〔米国基準〕(連結))。
出典・確認日(4件)
このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。
- 2026年3月期 決算短信〔米国基準〕(連結) (2026/10/31確認)
- 有価証券報告書 第89期(EDINET) (2026/10/31確認)
- 中期ロードマップ SF 2nd Stage 発表資料(公式) (2026/10/31確認)
- 株探(kabutan.jp) (2026/10/31確認)