商船三井の業績・歴史・IR要約
Mitsui O.S.K. Lines, Ltd. ・ 証券コード 9104 ・ 確認日 2026/10/31
売上高1兆8,251億円、LNG船から不動産(ダイビル)まで手がける1884年創業の総合海運大手
3行でわかる商船三井
- 2026年3月期の連結売上高は1兆8,251億円(1,825,098百万円、前期比2.8%増)、営業利益は1,270億円(127,002百万円、同15.8%減)、経常利益は1,758億円(175,839百万円、同58.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,133億円(213,260百万円、同49.9%減)だった(2026年3月期決算短信〔日本基準〕)。
- 2026年3月31日現在の連結総資産は5兆9,622億円(5,962,245百万円)、自己資本は2兆8,742億円(2,874,220百万円)、自己資本比率は48.2%、連結従業員数は11,567人だった(決算短信・有価証券報告書)。
- ドライバルク・エネルギー・製品輸送(コンテナ船を含む)の3事業を中核に、不動産事業(ダイビル)を含むウェルビーイングライフ事業なども展開する。コンテナ船事業は日本郵船・川崎汽船との合弁会社OCEAN NETWORK EXPRESS(ONE)を通じて行う(有価証券報告書)。
IRかんたん要約 — 2026年3月期 決算の要約
2026年3月期- 連結売上高1,825,098百万円(前期比2.8%増)、営業利益127,002百万円(同15.8%減)、経常利益175,839百万円(同58.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益213,260百万円(同49.9%減)、ROE 7.7%
- セグメント別(売上高/経常損益)では製品輸送事業が6,415億円/959億円と最大。エネルギー事業は5,257億円/555億円、ドライバルク事業は4,557億円/108億円
- 2027年3月期の業績予想は売上高2,040,000百万円、営業利益105,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益170,000百万円
- 年間配当は200.00円(配当性向32.3%)。グループ経営計画『BLUE ACTION 2035』Phase 2(2026〜2030年度)では累進配当を導入し、2027年3月期の年間配当は205円を予想
出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年4月30日) (2026/10/31確認)。予想を含む項目は、発表時点の見通しとして記載しています。
数字で見る商船三井
売上高1兆8,251億円2026年3月期
営業利益1,270億円2026年3月期
当期利益2,133億円2026年3月期
平均年収1,659.9万円2026年3月期(提出会社単体の平均年間給与)
平均年齢38.4歳2026年3月期(提出会社単体)
平均勤続年数12.9年2026年3月期(提出会社単体)
従業員数(連結)11,567人連結従業員数(2026年3月期)
確認できていない項目(平均年収など)は、推定で埋めずに表示していません。各数値の出典はページ末尾の「出典・確認日」にまとめています。
経営データ — 収益性・健全性・配当
収益性と健全性(2026年3月期)バーの長さは100%に対する割合です。ROE・自己資本比率は決算短信等の開示値、営業利益率は売上と営業利益から算出した派生値です。
有利子負債と現金(2026年3月期)有利子負債(決算短信参考資料『有利子負債残高』の合計(借入金2,017,309百万円+社債301,200百万円+その他177,007百万円、コマーシャル・ペーパーは0))2兆4,955億円 有利子負債の算入範囲: 決算短信参考資料『有利子負債残高』の合計(借入金2,017,309百万円+社債301,200百万円+その他177,007百万円、コマーシャル・ペーパーは0)。
有利子負債が現金及び現金同等物を上回っています(判定式: 有利子負債 < 現金及び現金同等物 の場合は実質無借金と表示)
総資産5兆9,622億円2026年3月期
自己資本2兆8,742億円2026年3月期
年間配当(1株当たり)200円2026年3月期
配当性向32.3%2026年3月期
業績予想 — 2027年3月期 通期予想(決算短信)
売上高:実績と通期予想予想は直近の本決算短信に記載された会社予想です。実績値との比較のために並べています。
売上高(予想)2兆400億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
営業利益(予想)1,050億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
当期利益(予想)1,700億円2027年3月期 通期予想(決算短信)
業績予想は決算短信の発表時点の見通しで、実際の結果とは異なる場合があります。
株価・市場データ(参考値)
株価7,672円2026-10-30時点
PER12.37倍2026-10-30時点
時価総額2兆7,853億円2026-10-30時点
配当利回り2.67%2026-10-30時点
2026-10-30時点の参考値です(出典: みんかぶ)。株価は日々変動します。
成り立ち — 年表
- 1884
- 1942
三井船舶が三井物産船舶部から分離独立(有価証券報告書・沿革)
- 1964
大阪商船と三井船舶が合併し、大阪商船三井船舶が発足(有価証券報告書・沿革)
- 1999
ナビックスラインと合併し、商船三井に商号変更(有価証券報告書・沿革)
- 2004
ダイビル株式会社を子会社化(有価証券報告書・沿革)
- 2017
日本郵船株式会社、川崎汽船株式会社とコンテナ船事業統合の合弁会社OCEAN NETWORK EXPRESS PTE. LTD.を設立(有価証券報告書・沿革)
- 2022
ダイビル株式会社および株式会社宇徳を完全子会社化(有価証券報告書・沿革)
- 2025
Gearbulkを連結子会社化、LBC Tank Terminalsを完全子会社化(有価証券報告書・沿革)
事業とシェア
ドライバルク事業
ドライバルク船による鉄鉱石・石炭等のばら積み貨物輸送事業(決算短信・セグメント情報)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高4,557億円、経常損益108億円(決算短信・セグメント情報)
エネルギー事業
油送船・LNG船・ケミカルタンカー等によるエネルギー輸送事業(決算短信・セグメント情報)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高5,257億円、経常損益555億円(決算短信・セグメント情報)
製品輸送事業
コンテナ船・自動車船・フェリー等による製品輸送事業(決算短信・セグメント情報)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高6,415億円、経常損益959億円(うちコンテナ船事業は売上高536億円、経常損益266億円)(決算短信・セグメント情報)
ウェルビーイングライフ事業
不動産事業(ダイビル)、クルーズ・フェリー等の事業(決算短信・セグメント情報)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高1,222億円、経常損益△27億円(うち不動産事業は売上高489億円、経常損益67億円)(決算短信・セグメント情報)
関連事業
曳船業・商社事業等の関連事業(決算短信・セグメント情報)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高582億円、経常損益36億円(決算短信・セグメント情報)
その他
その他の事業(決算短信・セグメント情報)
- 規模・シェアなど
- 2026年3月期 売上高214億円、経常損益44億円(決算短信・セグメント情報)
市場シェアは、出典を明示できる調査が確認できていないため掲載していません。
グループ・子会社・海外展開
系列・グループ: 三井グループ
三井グループ各社がまとまる広報組織『三井広報委員会』の公式サイトで、商船三井が会員会社として掲載されている
出典: 三井広報委員会公式サイト
海外展開
連結対象611社(連結子会社470社・持分法適用会社141社)の体制で世界各地で事業を展開している。2025年にはGearbulk Holding AGを連結子会社化し、LBC Tank Terminalsを完全子会社化するなど、海外事業基盤の拡大を進めた(有価証券報告書・沿革/関係会社の状況)
出典: 有価証券報告書(EDINET DB 全文)
今後の計画 — グループ経営計画『BLUE ACTION 2035』
Phase 1:2023年度〜2025年度/Phase 2:2026年度〜2030年度(2023年3月策定)- Phase 2では累進配当を導入(2027年3月期の年間配当予想は205円)
- 総還元性向40%を目安とした自己株式の取得
出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(商船三井公式IRサイト)。計画・目標は会社発表時点のもので、達成を保証するものではありません。
特徴
- 連結対象会社は611社(連結子会社470社・持分法適用会社141社、2026年3月31日現在、有価証券報告書)
- 提出会社(単体)の平均年間給与は16,599,254円(約1,660万円)、平均年齢38.4歳、平均勤続年数12.9年。単体従業員1,433人は陸上1,046人・海上387人の構成(有価証券報告書・従業員の状況)
- LNG船やケミカルタンカー、自動車船など多様な船隊を持ち、2025年にはGearbulkの連結子会社化やLBC Tank Terminalsの完全子会社化など海外M&Aを進めた(有価証券報告書・沿革)
- 不動産事業のダイビルを完全子会社化(2022年)しており、海運以外の収益源も持つ(有価証券報告書・沿革)
失敗と教訓
モーリシャス沖でのWAKASHIO号座礁・油濁事故(2020年)
2020年7月26日、モーリシャス沖で当社が傭船していたドライバルク船WAKASHIO号が座礁し、燃料油が流出する油濁事故が発生した。有価証券報告書では、この事故への対応を契機に、クライシス対策本部の体制整備など危機管理の強化が進められたことが記されている。
読み方: 自社所有でない傭船船の事故であっても、環境被害と社会的信用の毀損は運航に関わる企業全体に及ぶ。安全運航の徹底と、事故発生時の危機管理体制が海運会社の存立基盤であることを示した事例。
出典: 有価証券報告書(商船三井、EDINET DB 全文) (2026/10/31確認)
ライバル企業 — 海運業の掲載企業
同じ業界カテゴリ(海運業)の掲載企業です。数字は各社の対象期が異なる場合があるため、各社のページで対象期とあわせて確認してください。
よくある質問
商船三井の平均年収はいくらですか?
2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社(単体)の平均年間給与は16,599,254円(約1,660万円)です。平均年齢38.4歳、平均勤続年数12.9年と記載されています。連結従業員数11,567人全体の平均ではありません。
商船三井の売上高と利益は?
2026年3月期の連結売上高は1,825,098百万円(1兆8,251億円)、営業利益は127,002百万円、経常利益は175,839百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は213,260百万円です(2026年3月期決算短信〔日本基準〕)。
商船三井のROE(自己資本利益率)は?
2026年3月期のROEは7.7%です(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(商船三井公式IRサイト))。
商船三井の自己資本比率は?
2026年3月期の自己資本比率は48.2%です(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(商船三井公式IRサイト))。
商船三井は実質無借金ですか?
2026年3月期の有利子負債は2兆4,955億円、現金及び現金同等物は2,015億円です。このサイトの判定(有利子負債<現金及び現金同等物)では実質無借金にはあたりません(出典: 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(商船三井公式IRサイト))。
出典・確認日(5件)
このページの最終確認日は 2026/10/31 です。数値が変わる資料(決算・有報)は、新しい発表を確認し次第差し替えます。出典は折りたたんでいますが、構造化データにも出典つきで保持しています。